Dynamic Vehicle Screen

ダイナミックビークルスクリーンが目指すもの

電車の中ではスマートフォンを利用されているお客様もたくさんいらっしゃいます。それは言うまでもなく、とても便利なツールとして私達の生活には欠かせないものです。

ダイナミックビークルスクリーンとスマートフォンに大きな違いがあるとすれば、自分の意志に基づくメディアコミュニケーションかどうか、ということです。偶然乗り合わせた電車のディスプレイで、未知の情報に接する受動的なコミュニケーションは、スマートフォンの能動的なコミュニケーションを補完する意味でもとても大切ではないでしょうか。

わたしたちは、乗客の皆様がデジタルサイネージを見るために乗車されているわけではないことを理解しています。通勤や通学、仕事での移動、買い物やレジャー、そして誰かに会うために、電車を利用して移動をしているからです。

デジタルテクノロジーやインターネットによって、デジタル化できるものはスマートフォンに代表されるデジタルデバイス上での移動、すなわち流通させることができるようになりました。しかし、人や物の多くはデジタル化できていないために、物理的な移動を必要としています。SFの世界のようなワープや転送が実現できる日がやがて来るのかも知れません。それまでの間の移動時間や移動空間において、いまよりもっと便利な情報を、受動的ではあるけど未知なる情報をお届けしたい。これがダイナミックビークルスクリーンの目指すことです。

ダイナミックとは、「動的」と言う意味です。これまでのデジタルサイネージは、予めプログラムされた映像コンテンツを、順番に表示をしている「静的」なもの、と言えます。これをダイナミックにすることで、その時、その電車の中、さらにディスプレイの近くにおられる乗客の皆様にとってより身近で、自分ごととして感じてもらえるようなコンテンツを随時ご提供していきます。そのために天気やニュースのような電車外の状況をインターネットを介してトリガーにするものと、車内でのAIやIoTセンシング技術を、プライバシーに十二分に配慮しながらトリガーにする両方を実現させています。

電車の中での出会い頭で偶然のメディアを、テクノロジーで必然のメディアに変える。これがダイナミックビークルスクリーンです。